むしゃなび特集/2005年14号/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび

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■ むしゃなび特集 2005年14号 ■
北海道移住計画「伊達に住んでみたい!」2 [2/2]
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司会 移住前にイメージしていた伊達での暮らしと、実際移住してみて、違った点、ギャップのようなものはありましたか?また不便と感じられていることはありますか?


木村祐一さん
 まず、土地の値上がりに驚きましたね。私たちは、土地を売買するのではないから、こんなに値上がりして、固定資産税が上がるのは予想外で困っています。


図書館前の通り

<生活スタイルの変化にとまどいも>

長尾茂雄さん
 移住してのギャップ、ということよりも、サラリーマンから定年になって、生活スタイルの変わり方が大きかった。毎日毎日こんなに暇でいいのか、と正直とまどいましたね。
 それと仕事が見つからなかった。来た当初は、定年してから2,3年はバイトでもしてと思ってきていたけど、仕事がなくてね。もうこれでこのまま、仕事はないな、と思っていたら今年急に声をかけてもらってね、午前2時間、午後2時間、3日行って、4日目休みというペースで、福祉施設の送迎の仕事をしています。


大町商店街

長尾京子さん
 私は専業主婦でしたので、生活はあまり変わっていませんね。


<市内の移動手段は?>


木村祐一さん
 もうちょっと近くに買い物できるお店があればいいですね。住宅地の中に、歩いていけるちょっとしたお店があればね。車に乗って行かなければならないのは不便ですね。

まちの魚屋さん

大山敦子さん
 バスの便も悪いですよね。日に1,2本かな? それに乗っても駅からバスでここに来るには、大回りしなければいけないのでとても時間がかかる。車がない人にとっては不便でしょうね。


商店街の中のバス停


木村愛子さん
 市内のA-COOP(農協系スーパー)で、3000円以上買うと、家まで商品を無料で届けてくれるというサービスをやっていますよね。


A-COOP

司会
 今、伊達市では「ライフモビリティサービス」という会員制・予約制の乗り合いタクシーで、「戸口から戸口まで」の移動サービスをする生活支援輸送サービスの事業化に向けて取り組んでいますが、その辺のニーズはあるということでしょうね。

次号につづく


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