むしゃなび特集/2007年8号/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび

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■ むしゃなび特集 2007年8号 ■
伊達産の野菜を食べよう! [2/4]
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冬野菜の保存方法

冬野菜の保存方法

 農家の直売所に山積みになっている冬野菜。種類によりますが保存次第で2月くらいまで長期保存することができます。雪の少ない伊達では雪の下に埋めることなどできないですが、物置など上手に利用して
野菜を保存してみましょう。一工夫で、寒い冬の間も身近で育った伊達産のお野菜を食べ続ける事ができますよ。資料提供:胆振農業改良普及センター

◎ 野菜貯蔵のポイント
・ 貯蔵用は傷ものをさけ、葉菜類であれば未熟なものを貯蔵。
・ 貯蔵前は、必ず予備乾燥を行う。
・ 野菜の水洗いは禁物。根の土が少し乾いた状態が良い。
◎ 野菜貯蔵の方法

・ 貯蔵場所は、物置、ムロや冷暗所などで、凍結の心配が無く乾燥しない場所が良い。


種類

野菜の選び方

貯蔵方法

適温

適湿度

はくさい

・堅く巻いて歯に弾力があり芯が開いて無い
・根の切り口がきれい
・虫食い斑点が無い

・根を切り、外葉を取り除き日当たりの良い所で3〜4日予備乾燥
・1個づつ新聞紙に包み、積み重ねずに並べて保存。3週間に1回くらい腐れの有無を確かめる。
・貯蔵期間は12月から1月下旬

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キャベツ

・押してやや弾力の残る程度結球し、みずみずしい物
・結球しすぎているものは駄目

・はくさいと同様
・貯蔵期間は12月中旬〜2月中旬

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だいこん

・キズ、汚れのない物
・1〜1.5kg/本

・土を落とし、葉柄の付け根から0.5〜1cm位で切り、日陰で2〜3日予備乾燥
・発砲等にきれいな川砂か土を入れ埋めるようにする。短期間の保存なら肥料袋に土を7分目まで入れて立てて保存。
・貯蔵期間12月中旬〜2月中旬

 

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にんじん

・皮に汚れが無く、かたくて弾力のないもの
・ツヤがあり形が良い

・土を落とし、葉は切り落とし切り口を乾かす。
・発砲にきれいな土を入れ埋めるようにする。(肥料袋でも可)

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ばれいしょ

・皮にキズやシワ、腐れが無いもの
・芽くぼみの多い物はのぞく
・皮が緑変している物は駄目

・表面の土を乾かし、段ボールに静かに入れ陽を遮るためムシロや新聞紙等をかける。
・風通しの良い所に置く
・温度が高くなる春には、発芽してくるので芽かきを行う

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たまねぎ

・完熟してしまりの良い物
・キズが無く乾燥した物
・極端に大きい物小さい物をのぞく

・段ボールなどにぶつけないように丁寧に入れ、温度湿度の低い所で凍らないよう保存。
・網袋に入れて空気の流れを良くして保存しても可。

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ナガイモ

・キズがないもの
・洗っていないもの

・段ボールにおがくずを入れてナガイモを隠す状態で保存。陽を遮ること
・段ボール箱におがくず入りのものを求めると良い。

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ながねぎ

・腐れの無いもの

・根のついたものを予備乾燥し新聞紙に包んで立てて保存。

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