むしゃなび特集/2007年3号/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび

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■ むしゃなび特集 2007年3号 ■
海の母ちゃん味自慢 とれたて噴火湾の海の幸を堪能しよう [2/3]
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市が開かれる1時間ほど前から並んで待つ人がいるという「海の母ちゃん朝市」が、今年は1週間早い4月14日土曜日よりスタートします。
 多くの人が集まり、とれたての魚介類があっという間に売れていく人気の朝市です。
 
新鮮な魚介が市場の値段で手に入るとあって、地元のお料理屋さんも仕入れにくるというこの市は、「噴火湾で獲れる新鮮でおいしい魚介類を格安で食べてもらいたい」という漁師の母ちゃんたちの思いから、4年前にスタートして以来伊達の名物になりました。
 
母ちゃん朝市代表の伊藤トミ子さんは「楽しみにしてくださる方がいて、いつから始まりますか?って問い合わせが来るんですよ。常連さんのように通ってきてくださる方もいて、うれしいです。忙しい中でもがんばって続けようと思います」と話されています。
スタートの14日は、ホタテ稚貝のみそ汁が無料で振る舞われます。
母ちゃん朝市に並ぶ魚介
(時期・種類は年によって変動します)

4月
 ホタテ(4月末で終了)、サクラマス、ニシン、アブラコ、クロガシラ、マツカワ、ヒラメ、カジカ、タコ、ナマコなど
 
5〜6月
 カレイ類がメイン サクラマス、マツカワ、ヒラメ、クロガシラ、イシガレイ、アブラコ、コマイ、カジカ、タコ、アンコウ、ソウハチ、ホッケなど
7〜8月
 イワシ、カスベ、タコ、マガレイ、マツカワ、ヒラメ、アブラコ 7月末よりウニ
 
9月
 ソイ 10日ころより秋鮭が加わる
10月
 ソイ、シャケ、イシガレイ、ヒラメ、マツカワ、アブラコ
11月
 ホタテが加わる
母ちゃん朝市には、高級魚「マツカワ」も並びます。
「王鰈」の名で知られるマツカワは、白身の高級魚で、味はカレイ類の中でも最上とされています。
お刺身は最高に美味で、漁獲量が激減し、「幻の魚」と言われています。
平成18年度より、伊達市長和の北海道栽培漁業伊達センターでは、このマツカワの種苗育成に取り組み、昨年秋には100万尾の稚魚を放流しました。この稚魚は3年後には大きくなって水揚げされることでしょう。

詳しくは伊達市HP内、商工観光水産課
マツカワについて

北海道栽培漁業伊達センター


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