みんなで楽しみたいっボドゲの世界3/伊達市室蘭市を含む西胆振のポータルサイトむしゃなび

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◆ みんなで楽しみたいっボドゲの世界3 ◆
[743]

 
クリスマスやお正月、ボードゲーム大活躍の時期が来ます。 
遊んで過ごしたり、プレゼントにもいいですね!
 
<ドイツゲームの特徴とは?>

ボードゲームにはいろいろなものがありますが、 
その中でも本場ドイツに認められた「ドイツゲーム」と呼ばれる代表的なゲームには何か共通点があるのでしょうか。 
 
「伊達ドイツゲームを遊ぼう会」の菅原亜十夢さんはこんなふうに感じているそうです。 
 
・「いつまでも終わらない」ものではなく1試合の時間がほぼ決まっていて「収束性」のあるもの。 
・相手の誰か一人に集中して戦うものではなく、勝ち負けの原因がプレイヤー全員に分散されて、対面の喧嘩にならないもの。 
・頭脳だけではなく「運」で勝敗が決まる要素が含まれていて、子供や初心者にも勝つ可能性があり、家族みんなで遊べるもの。 
 
ボードゲームの根底には 
みんなで楽しく遊ぶための真髄が隠されているのかも!
 
さて、先日、室蘭で、 
このコーナーでおなじみのオルターさんが主催する交流会がありました。 
今回はその時の写真を交えてボードゲームの紹介をしていきます。



●<ディクシット>
初出 フランス(ibellud)/作者 ジーン・ルーイー・ラウビラー/日本語版販売 ホビージャパン

 
 1枚の絵を見て 
 あなたは何をイメージしますか? 
 言葉をつけるとしたら? 
 

 
発想の面白さを味わえるゲーム。 
イメージする力、連想する力が鍛えられる! フランス発の絵が素敵です。 
別売りの拡張版もあって、違う絵柄でプレイすることもできます。


不思議な絵の描かれたカードをトランプのように数枚ずつ配り、 
相手に見えないように持ちます。 
 
親順を決め、親になった人は手札の1枚を選び、それに言葉を添えて、伏せたまま出します。  
例えば「ピカピカ」とか「ローマの休日」とか「思い出の恋」とか、 
自分の感覚でタイトルをつけたり映画のタイトルや主題歌をちょっと歌うなどもOK! 
 
他のプレイヤーは、親が言った「ピカピカ」に合うと思う手札を1枚、伏せて出します。 
 
場に出された全てのカードをシャッフルしてオープン。どれが親の出したカードなのかを当ててます。 
 
当たったら得点、駒をすすめることができます。 
親は誰にも当てられなくても、全員に当てられてもダメ。ほどよくヒントワードを出すのがコツです。 
子は、自分の出したカードを親カードだと思って誰かが投票した場合も得点になります。 
 
 
例えばこのカードたちには「明日の秘密」という言葉がつきました。 
どれがはじめに出されたカードだと思いますか? 
どれも当てはまりそう・・・。
 
 
親になったとき「マトリックス」と言ってカードを出してみたら、 
みんなの「マトリックス」はどんなのだろう、と、出てくるカードにワクワクしました。 
 
観念を取り払い、発想や連想の幅が広がるゲーム、これはいい! 
硬くなった思考回路を柔らかくできそう。
 


●<ミステリウム>
初出 ウクライナ(Kosmos)/作者 オーレクサンド・ネブスキー&オーレグ・シドーレンコー/日本語版販売 ホビージャパン

 
 ある不気味な屋敷。 
 三十年前ここで不思議な事件が起きていた。 
 あなたはこの屋敷の幽霊に 
 呼び集められた霊媒師の一人。 
 記憶のあやしい幽霊の言動をヒントに 
 事件を解明せよ! 
 

 
感覚、直感、理解力を動員する、推理ゲーム。

このゲームでは、幽霊役1人と霊媒師役1〜6人に分かれて事件を突き止めていきます。  
記憶があいまいな幽霊は、各霊媒師に感覚的なヒントしか与えません。 
ヒントは絵の描かれたカード。絵をどう解釈するか、理屈ばかりではなく直感も必要です。 
 
 
幽霊役から渡されたヒントを元に、犯人、犯行現場、凶器を、順に突き止めて行きます。
 
 
最後に、霊媒師たちが推理した「容疑者・犯行現場・凶器」のセットから、 
ただ一人の真犯人を見つけることが目的です。
 
 
ワケの分からないヒントの絵、、、 
この幽霊はどういう視点でこのカードを見ているのか? 
幽霊役の思考を推理する! 
 
このゲームのカードの枚数は、上の「ディクシット」の絵札の枚数と同じ。 
「実は、カードを交換して遊べるんですよ」とオルターさん。 
絵札から人の発想を読み解くという共通点を持っています。
 


<●キャメルアップ>
初出 ドイツ(Eggartspiele)/作者 シュテフェン・ボーゲン/日本語版販売 ホビージャパン

 
 ラクダのレースがはじまるよ! 
 サイコロを振ってラクダを走らせろ! 
 優勝ラクダにカケ金を! 
 

 
カケのためのカードを配り、ラクダを整列させてスタート。順に、サイコロを振るか他のアクションをするか選択できます。


出馬ラクダと同じ色のサイコロ数個をピラミッドの中に入れて、輪ゴムの仕掛けでころんと一個ふり出し、目が出たラクダがコースを進みます。 
 
同じマスに進んだら先にいたラクダの上に乗ります。 
下のラクダが進むときは上も一緒。 
 
ゲームの途中で、予想できた人から、優勝ラクダとブービーラクダに掛けカードを置きます。 
早く掛ければ倍率も高! 
 
また、コースに仕掛け(?)をすることもできて、ラクダを立ち往生させたり。 
最初のラクダがゴールしたら終了。 
 
ラクダの上にラクダが乗っかって、自力でなくても優勝するかも?まるで「干支」のお話のように最後にひょいっとね。 
ピラミッドの形のサイコロを振る仕組みも楽しい!
 
ゆけゆけラクダ! がんばれラクダ!
 
 
 


 簡単。でも深い! ほぼカードのみを使ったゲーム2種。

<●クク21> ヨーロッパの古典ゲーム/作者不明/すごろくや
 
カードの交換で数字の高いカードをゲット。 
コインを稼ぐゲーム。運が勝敗を左右。多人数でのプレイ可能。


3種類のカードを使います。自分の状態を示すカード、ラウンドを示すカード、数字と能力が書かれたメインのカード。 
 
コインを配り、メインのカードを1枚づつ配って1ラウンド目の開始。 
自分のカードを見て、数が小さいなど弱いカードだと、隣の人と交換ができます。一周したらみんなでオープン。一番数の小さい人が負けで、コインを払います。 
 
新しいカードを配り、2ラウンド、3ラウンドと繰り返します。 
4ラウンド目からは「生き残り戦」。一番負けた人は脱落。最後の一人になったら1回目の終了。これを何回か繰り返し、誰かのコインがすっからかんになったらゲーム終了! 
 
カードに書かれた「能力」は「交換をスルーできる(馬のカード)」「交換を申し込まれたらにニャーと言って相手を脱落させる(猫のカード)」などの力を持っていたり、他に諸刃の剣のような道化師のカードや、式典のカードでコインをみんなから取り上げたり。 
 
 
カードの通りに進めればよく、簡単で面白く、運命性もあって、 
多人数であるほど盛り上がる! 
これはオルターさんがアナログゲームに夢中になるきっかけになったゲームだそうです。
 
 


<●人狼ゲーム>
ロシア/作者不明/幻冬舎エデュケーション他、各社からさまさまな種類の人狼ゲームが発売中

 
この人は何者か? 
隠されたカードを持ち、会話、質問をして、その人が人間か人狼かを探り、人狼に食われずに生き残れ! 
 
嘘を見破る、嘘をつき通す、サバイバルなブラフゲーム。 
「昼」と「夜」でアクションが変わります。 
夜は人狼に食われてしまうかも・・・。


 
カードを一枚づつ配ります。そのカードには自分が何者なのかが書かれています。 
人狼だったとしても、人間のふりをしてください。 
自分が生き残ることを目指します。 
 
「昼」は皆で質問やおしゃべりをして、人狼だと思う人を探します。 
最も多くの人に怪しまれた人は、アウト。正体が人狼でも人間でも村から追放、脱落です。 
追放された人の正体は明かされません。人狼だったらしめたもの。人間だったら、疑ってごめん!味方が減って自分の命も危なくなってきます。 
 
「夜」は人狼が今夜食べる人を決めて問答無用で脱落させます。 
 
また昼が来て人狼を探し・・・と繰り返し、人間が生き残ることを目指します。
嘘をつくドキドキがあって、正直者はすぐにバレます。 
 
疑われただけで死ぬの? 疑うことで誰かを殺すの?  
うーん、怖い。スリルです!
 
このゲームは1986年にロシアで考案された、市民とマフィアが争う「Mafia」というゲームが発祥。最初は「マフィアゲーム」だったそうです。 
なるほど、ロシアマフィア。そういうリアルな生き残りの怖さがこのゲームには残っているのかも。 
 

 
  おしゃれな木製の頭脳ゲーム。
 

<●クアルト> スイス(Gigamic)/ブレイズ・ミュラー
 
スイスの数学者が作った、2人用の脳トレゲーム。 
 
形や色別に同じものを一列揃えるだけの、 
マルバツゲームや五目並べに通じるような単純なゲームですが、形が幾種類かあって飽きません。うっかりすると「あら!できてたの?」なんてことも。 
 
黙々と何度も繰り返したくなるゲームです。 
 
 
木製の駒は触り心地もよく、温かみのあるインテリアグッズのよう。 
これは菅原さんが、伊達市の「めむはうす」で購入したもの。 
木のおもちゃのコーナーあたりにあります!
 


  紙とペンがあれば、すぐ遊べるゲーム、3種。

<●詠み人知らず> 俳句を作るゲーム。
 
それぞれの紙に、一文字だけ書き、次の人に周します。 
次の人は言葉になるよう続きを考え、また一文字を書き足します。 
 
ぐるぐる周して俳句が完成! 
 
いったいどんな俳句が生まれてくるのか? 
集まった人の顔ぶれによって、句の雰囲気が出来上がり、このグループの隠されたイメージがわかる、、、らしい! 
 
ちなみにこのときは、 
 
「にわとりに とさかをさして にくきりよ」 
「あきのそら くびをきりきり とばされる」 
「かくかくの このえはだいぶ へんですね」など。なんだか不気味な童謡のよう?  
偶然があばく共有深層心理?
 
 
このときの紙は手作りですが、ただの白い紙でもできますよ! 
昔、授業中に紙を回して遊んだ「誰が、何を、どうした」を思い出します!
 


<●テレストレーション>
文字と絵の伝達ゲーム!


これも隣の人にぐるぐる渡していくもので、 
言葉>絵>言葉>絵と、交互に書き込んで伝えていきます。 
 
写真では「ひまわり」>「(ひまわりの絵)」と伝言されています。 
 
これがなかなか伝わらなかったりして、最後に全部をたどってみてみると、その解釈にみんな大笑い。絵のうまいヘタが、笑えるズレに!
 
 
ここでは、販売している「テレストレーション」専用の 
小さなスケッチブックを使っていますが、束ねた紙などでも遊べますね!
 


<● 名言たほいや>
「名言」はどれか? 本物を当てるゲーム!


親は、辞書やネットをひらいて、あまり知られていない名言を選びます。 
その名言に沿ったお題(ジャンル)を決めます。下の写真では「人生」。 
 
子は、お題をもとにそれっぽくねつ造し、名言を作ります。 
 
みんな作り終わったら全部読み上げて、どれが本当の名言なのかを当てます。 
得点(コイン取得)は上の「ディクシット」と同じ加算方法。 
 
 
読んでみると、なんだかどれも名言っぽい! 
これは「たほいや」というゲームをアレンジして、どうもとさんが考えたもの。
 
 


ボードゲームの面白さを知ってもらおうと、 
ボドゲで遊ぶ交流会を主催したオルターさん(室蘭)は、 
 
「ゲームって言葉で説明するとなんだか難しいですよね。 
僕もカタンとかカルカソンヌって、最近までやった事がなくて、記事を見ても何が面白いのかわからなかったけど、プレイしてみて面白さに目覚めたんですよ。 
他のゲームやっててもそうなんだから、ボードゲーム初心者の人には言葉で伝えるのは難しいですよね。 
結局、体感してもらうしか、ボードゲームの面白さってわかってもらえないんですよね」。 
 
今回は約40名が集まりました。これからも、室蘭や伊達、札幌などでボードゲームで遊ぶ会を開いていく予定だということです。 
 
興味のある方は下記まで連絡を!


この特集ではいろいろなボードゲームを数回に分けて紹介しています。
特集・みんなで楽しみたいボドゲの世界 全3回 
(1)<カタン><パッチワーク><ドブル><おばけキャッチ>はこちら!
(2)<カルカソンヌ><宝石の煌き><ラブレター・おそ松さん> 
   <ぴっぐテン><ヒューゴ><ガイスター><街コロ>はこちら!
(3)<ミステリウム><クク21><人狼><ディクシット><キャメルアップ> 
   <詠み人知らず><テレストレーション><名言たほいや>このページ

 
伊達ドイツゲームを遊ぼう会 (伊達市) 
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電話:090-6218-7956 オルター(山田)/メール:kitaofu@gmail.com
 

※記事の内容は取材時の情報に基づいています。(取材2016年)  

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